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ルチア
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ルチア
誰かの物語
#1
旅のお方。銃士を夢見るフェランテ家の令嬢の物語を、聞いてみませんか?
「フェランテ」は由緒ある名家で、今日に至るまで、その名はまばゆく輝き続けておりますの。
今は軍需事業、とりわけ銃器の開発と製造に力を入れております。ですから、フェランテ家にはとても厳格な家風が根づいておりますの。
お父様は、いつも無口で素っ気ないお方です。お母様は……お優しい方だったと聞いておりますが、わたくしはまだ一度もお目にかかったことがありませんの。
わたくしには、上に三人の兄姉がおります。三人とも、わたくしに教えを授けてくださる立派な方々ですわ。
一番上のお姉様が厳しい罰をお与えになるのも、
二番目のお兄様がわたくしを「あれ」とお呼びになるのも、
三番目のお兄様が、わたくしが一生懸命作り上げたものをゴミ箱へお捨てになるのも……
すべて、この至らない娘を導くための教育なのです。このような立派な方々を兄姉に持つわたくしは、恵まれたのではないでしょうか。
けれど、この取るに足らないわたくしを叱らない、たった一人の方がおりました。
わたくしのばあやは、いつも優しく、わたくしが間違えても大丈夫だと慰めてくれましたの。それに、わたくしが眠る前にはいつも、枕元でロマンがあふれる銃士のお話を読んでくれたのです。
ばあやと共に過ごした日々のおかげで、わたくしは自信を得ることができましたわ。皆様に自分を証明し、胸を張ってフェランテ家の一員だと名乗れるようになろうと思ったのです。
けれど、何一つ変わりませんでした。
家門の者たちが集まる席で、わたくしが新しい銃器について、そっと意見を口にした日。
冷ややかにわたくしを見つめていた皆様の表情を、今でも忘れることができません。
その日、一番上のお姉様は、いつもよりも多い教えを授けてくださいました。
つかむものが何もなく、空をかきながら落ちていく感覚は……とても恐ろしいもので。
それ以来、わたくしは高いところを避けるようになりました。
あ、ですが、わたくしはお姉様を恨んではおりませんの!お姉様はただ、家門の秩序を正そうとなさっただけなのです。
けれど……今でも時々、こう考えてしまいますわ。
わたくしが口を開かなければ、ばあやは今もわたくしのそばで、お話を読んでくれていたのでしょう。
世間知らずなわたくしの言動が、結局はばあやの咎とされてしまったのです。
#2
その日以降も、お屋敷は以前と何一つ変わりませんでした。
お父様と兄姉たちは、新しい事業のことで、いつもお忙しそうにしていらっしゃいました。
わたくしは、とても寂しかったのです。あれほど大好きだった銃士のお話も、もう聞くことができませんでしたから。
わたくしにできることといえば、ただ庭でお茶を飲むことくらいでした。
ある日、お屋敷に新しい庭師がやって来ました。
あの方が鋏を入れるたび、花や木々がみずみずしい生気を取り戻していく様子が、とても不思議だったのです。
わたくしは、恐る恐るその庭師に話しかけましたわ。ばあやから聞いた物語――銃士のお話を話題にして。
そして、ロマンに満ちた古典銃器を作りたいという夢も話しました。
あの方は、わたくしの言葉をくだらない妄言だと笑ったりはしませんでした。しばらく庭を見つめた後、静かにこう言ってくれただけでした。
お嬢様ならできますよ、と。
その日から、わたくしは設計図を描き始めましたわ。
今思えば拙い図面でしたが、あの頃のわたくしなりに精一杯描いたものでした。お屋敷にあるあらゆる文献や資料を参考にしながら、昼も夜も一生懸命に描き続けたのです。
それは、わたくしが初めて自分の力で完成させたものでした。
けれど、ほどなくして、設計図がお兄様に見つかってしまいましたの。
そしてその図面は、わたくしの目の前で無残に引き裂かれたのです。
わたくしは庭へ向かいました。
ですが、あの方はもう庭にはいらっしゃいませんでした。
わたくしなどと言葉を交わした罪で、お屋敷から追い出されたのだと聞かされただけでした。
それ以来、庭に満ちていたみずみずしい生気は嘘のように消えてしまい、わたくしは、しおれていく庭を眺めながら、寂しい日々を過ごすことになりましたの。
#3
ある日、わたくしは原因の分からない高熱に苦しむようになりました。
わたくしが一人では身体を支えられなくなると、主治医だという方が訪ねてきましたが、わたくしの病を治すことはできませんでしたの。
結局、お父様は、わたくしに専属の使用人を付けるようお命じになりました。
それからほどなくして、お屋敷に四人の使用人候補がやって来たのです。
お父様は、その中から一人を自分で選べとおっしゃいました。
わたくしは、誰も選びたくありませんでした。わたくしに選ばれた人が不幸になるかもしれないという、漠然とした恐れがあったからです。
けれど、その中で一番みすぼらしく、傷だらけの子が、どうしても気にかかりました。
あの子の瞳が、ばあやの瞳によく似ていましたから。
わたくしは何かに惹かれるように、あの子を選んでしまいましたわ。
あの子には、名前すらありませんでした。
ただ数字で呼べばよいと言われましたが、わたくしにはどうしても納得できませんでしたの。
素敵な名前は、人にとってとても大切なものですから。
あの子の瞳の色を表す「セレニティ」という言葉から取って、わたくしはあの子に「セレス」という名を付けましたわ。
わたくしはセレスに、何度も何度も言い聞かせました。
わたくしに親切にしてくれた人たちは皆いなくなってしまったから、どうか、わたくしには関わらないでほしい、と。
けれど、セレスと共に過ごすうちに、心の奥にずっとしまい込んでいた本音を打ち明けるようになりました。
失ってしまった大切な人たちのこと、そして、どうしても叶えられなかった夢のことを。
セレスは、いつも静かにわたくしの話を聞いてくれました。
ただ話を聞いてもらえるだけで心を慰められていたわたくしは、引き出しの中にしまっていた古い紙片を取り出しましたの。
そして、その小さな欠片を、セレスと一緒に一つずつ丁寧につなぎ合わせていったのです。
ぼろぼろで、つたない図面でしたが……セレスと一緒なら、いつかこの銃を作り上げられるような気がしましたわ。
ある日、セレスがわたくしに大きな宝石を一つ贈ってくれました。
わたくしは、その美しい宝石を二つに分け、一つはわたくしのブローチに、もう一つは剣にし、セレスの誕生日に贈りましたの。
それは、わたくしの取るに足らない夢を黙って聞いてくれたあの子へ贈る、世界に一つだけの友情の証。
こうしてまた一つ、大切な縁ができてしまったのでした。
#4
いつの頃からか、セレスはよく席を外すようになりました。
わたくしに何も言わずにいなくなり、夜遅くに戻ってくる時には、いつも見覚えのない傷を負っていました。
どうして怪我をしたのか、どうして何度もいなくなるのかと尋ねても……セレスは最後まで答えてくれませんでした。
わたくしは少し腹を立てましたが、それでも、無事に帰ってきてくれるだけでありがたかったのです。
だって、わたくしの大切な人たちは、皆、何も言わずにいなくなってしまいましたから。
そうして時は流れ、わたくしの十八歳の誕生日が訪れました。
この日だけは必ず一緒にいようと約束していたのに、朝、目を覚ますと、セレスはどこにもいませんでした。
わたくしは部屋に一人で座り、ずっと待ち続けました。 時計の短針が真上を指してから、さらに三度、文字盤を一周しても……
セレスは最後まで姿を見せませんでした。
わたくしの誕生日から二日後、一番上のお姉様が、わたくしに誕生日の贈り物に、喜ばしい知らせを持ってきたとおっしゃって。
その知らせとは、セレスがもうこの世の人ではないというものでした。
わたくしのそばにいてくれた大切な人たちは、いつも跡形もなく消えてしまいます。
結局、わたくしがセレスを選んだから、セレスまでも不幸になってしまったのです。
ここにわたくしが存在すること自体が、大切な人たちを奪っていく呪いなのだとしたら……
それなら、いっそわたくしが、このお屋敷を出ていけばよいのではないでしょうか。
#5
こうして一人きりで残された身。
物語の中の銃士が、銃一丁だけで冒険を始めたように、わたくしもわずかな荷物だけをまとめ、お屋敷を出ましたわ。
ただ、「フェランテ」の名がどれほど重いものなのか、わたくしはまったく分かっていなかったのです。
わたくしはお屋敷を出てから数分も経たないうちに、暴漢に襲われてしまいました。
その後のことは、途切れ途切れの記憶として残っているだけです。
全身が砕けてしまいそうな痛みを感じ、遠くからわたくしの名を必死に呼ぶ声が聞こえました。
セレスでした。
セレスは涙を流しながら、わたくしを強く抱きしめてくれましたの。
けれど、その温もりを感じられたのも束の間、セレスはわたくしを守ろうとして、ひどい怪我を負ってしまったのです。
大切な人を、また失いたくはありません!
そう思った瞬間、拙い落書きだったはずのマスケットが、奇跡のようにわたくしの手の中に現れました。
わたくしはセレスと共に、悪い人たちを退けました。
ばあやが聞かせてくれた物語の中の素敵な銃士のように、大切な人を守ることができたのです。
意識を取り戻した時、セレスはわたくしのそばにいませんでした。
けれど、どこにいても必ず迎えに行くと言ってくれた、あの子の声を思い出しました。
ですからわたくしは、セレスを信じて、ずっと待っているのですわ。
「ルチア」実験体観察報告書
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COMINGSOON

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潮風の道しるべ
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潮風の道しるべ
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海色のガラス
タジア
海色のガラス
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海色のガラス
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永劫の蒼き亡霊
ビアンカ
新キャラ:
クレイヴァー
二人だけの猫祭り
イレム
新キャラ:
ビヒョン
ねこメイド
ヘジン
リスメイド
ティア
ことりメイド
ヴァーニャ
こぐまメイド
レニ
新キャラ&新スキン
永劫の蒼き亡霊
ビアンカ
永劫の蒼き亡霊
ビアンカ スキルプレビュー




永劫の蒼き亡霊
ビアンカ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
新キャラ:
クレイヴァー
誰かの物語
#1 187X年
『デッドマンズ・ポア』へようこそ。ん? 見ない顔だな。こんな田舎まで何しに来たんだ?
ああ、賞金首、足萎えの「マックロウ」を追ってきたのか?
残念だったな、あの野郎なら先週来た田舎者の「ウィリー」が、すでに頭を6つにかち割っちまったよ。
信じられないなら、外に出て右へまっすぐ行ってみな。誰もあいつの死体を片付けようとしないんでな。
ウィリーの奴、首だけはきっちり持っていきやがった。賞金はもらわなきゃならねぇからな。
それが目当てじゃないだと? なら、何しに来たんだ?
引退するにはまだ若そうだが、今さら命が惜しくなってこんな辺境に引きこもるつもりか?
歴史書の片隅にでも名前を残してやろうって躍起になってる奴らが大半だっていうのに、今の時代にそんな小さい器じゃどうしようもねぇな。
あ? 「クレイヴァー」について知ってるかって? まだそんなバカげた噂のせいで、ここまで足を運ぶ物好きがいるとはな。
おい、あんちゃん。俺にその噂について聞きにきた奴らの中で、戻ってきた奴は一人もいねぇ。
中には名のある賞金稼ぎや賞金首もいた。全員消えちまったよ。跡形もなくな。
たまに耳にする話じゃ、あの山では死体が歩き回ってるなんて噂まであるくらいだ。
噂のことは忘れな。俺もこれ以上、夢の中で行方不明になった奴らに追いかけ回されたくねぇんだよ。
その代わり、ウィスキーでも一杯どうだ? バーボン、スコッチ、金がないなら安物のジンもあるぜ。喉が焼け焦げるかもしれないがな。
選んでみなよ。最初の一杯は俺の奢りだ。これ以上、この件について詮索しないって条件でな。
#2 194X年
チクショー、もううんざりなんだよ。一体いつになったらこの戦争が終わるんだか…
さっきの砲撃のせいで、まだ耳がキーンって鳴ってやがる。
飽きもせず撃ち込んできやがるな。メシくらいはゆっくりと食いたいんだけどよ。
おい、悪いがタバコ持ってたら一本貸してくれないか。
フゥー…見ない顔だな。新兵か?
宗教は信じてるか? 熱心な信者ってわけじゃなさそうだな。こんな地獄に引っ張り込まれたところを見るとよ。
ハア? 志願兵だと? ハッ、世の中のイカれた奴らは見尽くしたと思ってたが、まだこんな頭のおかしい野郎がいたとはな。
名前は? カール? そうか、どうせ時間潰しだ。お前がどんな場所に来ちまったのか教えてやるよ。
おい、どこ行く気だ? 塹壕の中なんてどこも同じ景色だぜ。大人しく座って俺の話でも聞いておけ。役に立つはずだからよ。
一昨日、誤射事件があったんだ。マクスウェル兵長って言ってな……結構いい奴だったよ。
先週だったか? はぐれた敵兵を制圧した時の戦利品だとか言いながら、古いリボルバーを見せてきたんだ。
骨董品みたいなもんで俺は別に興味なかったんだが、あいつは違ったんだ。そういうのを集めるのが趣味だったから、何かすごい価値でも見つけたんだろう。
そのマクスウェル兵長が、その銃で味方を何人も殺したらしい。
だが、その誤射ってのがな、実は誤射なんかじゃねぇ。あいつはわざと味方を狙ったんだよ。上層部がその事実を隠蔽したのさ。
皆から評判も良くて信頼されてた奴が、戦争のせいで突然イカれちまったのか……まぁ、ここで狂っちまった奴は山ほどいるが、どうせ狂うならもうちょっとマシな狂い方をしてほしいもんだ。
だが一つ謎なのは、確か旧式のリボルバーで撃ったって話なのに、どうやってあの短時間であれほど大量の弾痕を残せたのか……
…ん?今、近くで銃声が聞こえたような…クソッ、新兵教育の暇も与えてくれねぇのかよ。今度はなんだ? …野郎ども、とうとう塹壕まで突っ込んできやがったな。総員、戦闘態勢!
…カール、お前大丈夫か?ハァ…初めての奴らはみんなこうなりやがる。おい、誰かこいつをどかしておけ!
待て… おい、お前… チクショー、全員伏せろ! カール! そのクソったれな手榴弾から手を離せ! 離せって言ってんだろ!!
#3 19XX年
1. おい、どうしてもここまでやる必要があるのか?
周りを見てみろよ、もう全部終わってるじゃないか。
敵も味方も、みんな地面に転がってるのに、死体が一つ増えたところで何も変わらないだろ。
クソッ、僕はただの使い走りなんだよ! あんたらのシマを荒らしたわけでも、客を奪ったわけでもないのに、どうしてこんなことするんだよ!
頼む、ここで起きたことは絶対に誰にも言わないから。僕みたいな小物を一人見逃してくれたって、何も問題ないだろ。
だから…お願いだ、こうやって頼むよ……
2. ハァ、ハァ…やっと見つけたぞ。
おい、ミゲル! お前、一体何を考えてるんだ?
昨日は俺たちの縄張りでもない所を無茶苦茶にしたかと思えば、今度はこの辺りで一番デカいギャングに喧嘩を売ったと?
どうしちまったんだよ、お前。家族のことは忘れちまったのかよ!
銃を見ただけで尻尾巻いて逃げてた奴が、どっかで頭でも殴られたのか…
今からでもボスのところに行って許しを請おう。まだ遅くない。
奴らがもっと押し寄せてくる前に……おい、ミゲル。俺の話、聞いてんのか? おい!
笑ってないで何か言えよ、クソが!
3. ミゲル…貴様、よくも…
行き場のないお前を拾ってやったってのに、こんな形で恩を返しやがるのか。
何故だ…?組織を裏切った理由くらい、死ぬ前に聞かせてもらう。
……何の話だ…?殺さなきゃならねぇだと? 一体誰を?
貴様…とうとう気が狂いやがったのか?
#4 20XX年
「俺たち」という存在を初めて意識した頃まで遡ってみようか。
途方もなく遠い昔まで遡らなきゃならねえが、これ抜きじゃ話にならねえからな。
ともかく、遡るとすれば…待てよ、どこまで遡るべきだ?
ああ、存在という概念が生まれた時から話してみようか。
これからひどく長い話になるから、便所に行きたい奴は今のうちに行っておけ。
——遠い昔、荒野の荒々しい砂嵐を思い出すな。空気が砂っぽくて、あまりいい気分じゃなかったが。
とにかく、そこに一丁の銃があった。ごく平凡な、どこにでも転がってるようなリボルバーがよ。
妙なことに、その銃を握った奴らはみんな、ろくでもねえ末路を迎えた。放浪者であれ、保安官であれ、全員な。
「復讐してやる!」、「死んでも呪ってやる!」、「一人で死ぬくらいなら全員道連れにしてやる!」とかなんとか…
笑えるだろ? 死んだら何もできねえ奴らが、必死に意地を張るザマがよ。
けど、人の心ってやつは集まりに集まると、たまにとんでもないモンになることもある。
呪いであれ、怨恨であれ、殺意であれ…そういったモンが積もりに積もって、一つに結びつき…俺たちが誕生したってわけだ。
その時から、俺たちは自分たちにふさわしい所有者を求めて彷徨った。
西部でそれなりに銃の腕が立つ奴、戦争の中で狂っていく奴、そして…混沌のど真ん中にいた奴。
結局は死んで朽ちて、一握りの灰になって消えちまったが、それなりに面白い奴らだったぜ。
だが時代は変わり、つまらねえ奴らしか残らなくなった。
今の時代には、四六時中平和ばかりを吠えやがる間抜けしかいねえ。
戦争と暴力、無秩序と絶望。俺たちにはそういうものが必要なんだ。
仕方ねえだろ?俺たちという存在がそういうモンから始まったんだからな。当然のことさ。
こうして結局、ここに辿り着いたってことだ。
この島には無秩序や暴力、そういったモンが掃いて捨てるほどあるからな。
俺たちを握れ。ただのゲームだと思えばいい。
引き金を引くくらい、難しいことじゃねえだろ?
「クレイヴァー」実験体観察報告書
新キャラ:
クレイヴァー スキルプレビュー








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クレイヴァー コンセプトアート
新キャラ&新スキン
二人だけの猫祭り
イレム
二人だけの猫祭り
イレム スキルプレビュー








二人だけの猫祭り
イレム コンセプトアート
新キャラ&新スキン
新キャラ:
ビヒョン
誰かの物語
1. 名前
アタシ、自分の名前が嫌いだったんだ。あ、今の名前じゃなくて、昔の名前ね!
親とか親戚の大人たちが何度もアタシの名前を変えちゃってさ。
嫌だって言ったこともあるけど、その後めちゃくちゃ怒られたんだ。
後で調べたら、何かの厄払い?だったらしいよ。
家に災いをもたらす運命が見えて、それを防ぐためだったとか何とか。
アタシは、アタシのままでいたい。
偉い人の娘や孫でもなく、霊媒でもない――ただの「アタシ」に。
遊ぶのが好きで、勝負事が好きで…ちょっとくらいイタズラもして。子供はみんなそうなんでしょ?
世界の規律だの、運命だの、そんな難しいことまで考えるほど頭よくないんだからね、アタシって。
勝負で勝ったやつの言うことを聞くほうが気楽でいいじゃん!
2. 秘密
アタシの家には、ずーっと昔から封印されてた壺があったの。
みんな「近づくことも、見ることも駄目」って言うばかりで、それが何なのかすら教えてくれなかったんだよ。
たまに聞こえてきた『あの声』も触るなって言ってたんだけど…
見るな、触るなって言われたら、余計に触りたくなるじゃん?
まぁ、あの頃はまだ子供だったし!…今も開けちゃうと思うけどね。
とにかく、誰もいない時に壺を開けて、その中をこの目で見たの。
たぶん、生まれて初めて自分の行動を後悔した。
大人たちの言うこと聞いておけばよかったと心から後悔したんだよ。
虫がうじゃうじゃ湧いてて、原型をとどめてないくらい腐った肉の塊…
到底普通の神様を祀る壺には見えなかった。
一体、何を祀ってたんだろう。
3. 邪魔
あれがあってからしばらくして、だんだん体の具合が悪くなってきたの。
最初はただの風邪かと思ったんだけど、日に日に悪化して、体を動かすのも難しいくらい痛くなったんだ。
巫病?とか言ったっけ?まあ、こっちじゃ珍しくもない話だよ。時が来たってことかな。
でもさ…このアタシが大人たちの言うことを聞いて、素直に神降ろしを受けるわけないでしょ?
ボロボロの体になりながらも、最後まで意地を張ったよ。いっそ死んだ方がマシだってね。
大人たちはアタシより家のことを優先した。
偉い方々は抵抗するアタシが気に食わなかったのか、むしろ痛めつけ始めたんだ。親でさえも、ね。
今まで一緒に暮らしてきた家族だとは信じられないくらい血眼になって…正直、怖かった。
そんなある日、夢を見たんだ。
ものすごく不吉な黒い霧が、アタシにジリジリと近づいてくる夢。
だけど、誰かが霧に向かって怒鳴りながら追い払ってくれる、そんな不思議な夢…
今思えばその声、たまに聞こえてきてた『あの声』とそっくりだったような気もするけど…ま、どうでもいいか。
4. 降神
その後もしばらく意地張ってたらさ、大人たちが「これ以上は先延ばしにできない」って、ついに神降ろしの準備を始めやがったんだ。
嫌だった。けど、抵抗する力も、逃げ出す力も残ってなかった。
あんな体で神様の器になれるわけないでしょ?体も精神も、ズタズタに引き裂かれる感覚だった。
体の中に入り込もうとする、あの不吉な気配…夢で見たあの黒い霧と同じだった。
どうにか必死に抗おうとしたんだけど、もはや指一本動かす力もなくてさ…
その時、声が聞こえたんだ。前とは違って、はっきりと、鮮明に。
『私を受け入れなよ』
あの不吉な声じゃなくて、透明で、悪意のないイタズラっぽい声。
たまにあの時のことを思い出すの。
ん?いやいや、家を没落させたことを後悔してるとか、痛かったのがトラウマになってるとか、そういうのじゃなくて…
もっと単純な話だよ。人生で一番楽しい瞬間だったねーってこと!
5. 傍証
VFは古くから存在しており、VFおよびその覚醒者の痕跡は古代の文献を通じて見出すことができる。
彼らの存在は神話という形で口伝えに現代まで継承されており、人間を超越した力と能力で、当時の人々の畏敬と恐怖の対象となった。
しかしながら、彼らのうち現在までその代を維持している集団は限定的である。
したがって本研究では、古代から現代へと連綿と続く一部アジア地域の古代宗教であるシャーマニズム、特に「巫」とVFの関連性に焦点を当てて研究を進行する。
巫は大きく「降神巫」と「世襲巫」に区別できる。
降神巫は、祖霊のような神を自らの肉体に直接憑依させる霊媒を意味し、
世襲巫は、神を祀るものの直接肉体に憑依させることはない巫女を意味する。
現在アグライアが確保している世襲巫のサンプル、「14M-RFT12(ヘジン)」の直系から得られるデータだけでは降神巫とVFの関係性に関するデータを取得できないため、本研究陣は降神巫のデータを抽出できる新たなサンプルの確保を最優先課題とする。
「巫」という概念が我々の仮説通りVFと関連しているのであれば、代を重ねて命脈を保つ降神巫を研究することにより、VFの遺伝的特性に関する有意義なデータが得られると期待される。
したがって我々は降神巫のサンプルを確保および研究し、VF遺伝理論の研究過程で発見された特異点について、より精密な検証を進める方針である。
すなわち、本研究陣はこの研究を通じて「巫」の文化に着目し、特定の集団内においてVF覚醒の潜在能力が高い人間が同時多発的に発生する現象を観察、および研究する。
「ビヒョン」実験体観察報告書
新キャラ:
ビヒョン スキルプレビュー






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ビヒョン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
ねこメイド
ヘジン
ねこメイド
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ねこメイド
ヘジン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
リスメイド
ティア
リスメイド
ティア スキルプレビュー










リスメイド
ティア コンセプトアート
新キャラ&新スキン
ことりメイド
ヴァーニャ
ことりメイド
ヴァーニャ スキルプレビュー





ことりメイド
ヴァーニャ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
こぐまメイド
レニ
こぐまメイド
レニ スキルプレビュー




こぐまメイド
レニ コンセプトアート
新キャラ:
コラライン
パンサー
ラウラ
クィーン
シルヴィア
クロウ
カミロ
ヴァイオレット
エレナ
ジョーカー
アレックス
アラモードバニー
マイ
ヒーローバニー
ユスティナ
グルーミーバニー
キアラ
エースバニー
ヘイズ
士官候補生
ナディン
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新キャラ&新スキン
新キャラ:
コラライン
誰かの物語
第一話:灰色
何でもできる兄と、才能豊かな妹。
その狭間で、親と呼べる人間は私に何の関心も向けなかった。
最初は、私に何かを期待しているように見えた。
いつも他の兄弟たちと私を比べ、「あなたにもできる」と囁いた。
その期待も虚しく、私は何一つ成し遂げられなかった。
親はため息と叱責を繰り返すばかりで、
兄と妹はそんな私を嘲笑い、私を苦しめた。
彼らが私を再び振り返った時、
私の目に映ったのは、ただ冷たい視線だけだった。
そして、その冷たい視線すら、いつしか消え去ってしまった。
家族にとって私は、いてもいなくても同じ存在だったから。
私は彼らに見捨てられないように、小さな手鏡を見つめながら、優しく微笑む練習をした。
彼らが私に何を言おうと、何をしようと、ずっと微笑み続けた。
なぜなら私は、それしかできなかったから。
ある日、私の視界から色が消えた。
華やかな机や寝具も、一番好きだったピンク色のワンピースも。
世の中のすべてのものが、灰色になっていった。
私は藁にもすがる思いで彼らに叫んだ。
しかし彼らは、「嘘をつくな」と怒鳴りつけ、私の精神に問題があると決めつけるだけだった。
そうして私の幼少期は、色褪せた灰色に染まっていった。
第二話:白
少し時が流れて、私は周りからかなり注目されるようになった。
だが、笑顔で私に近づいてくる人々の中で、私に関心を持つ人はいなかった。あるのは、私の家族への興味だけ。
私が何をしようと彼らには何の興味もなく、心から私を見つめてくれる人は誰もいなかった。
その時、気付いてしまった。灰色に染まった群衆の中で、黒い何かが蠢いているのを。
そうだとしても、私にできることなど何一つなかった。
私は、「誰にでも優しいコラライン・クインシー」だったから。
そうして視界からどんどん色が消えて、次第に黒く染まり始めた。
そんなある日、何の意味も持たない灰色の視線の中に一筋の真っ白な光が射し込んだ。
あの子は私の人生で初めて見る鮮明な「白」だった。
目が合うと、彼女は私に近づいてきてこう言った。
「あなたの目、ピンクレモネードみたいでとても綺麗だね!」
それは、生まれて初めて聞いた褒め言葉だった。
フィービーは、嘘をつくことを知らない純粋な子だった。
無意味なお世辞も言わず、時には私を叱り、間違いを正してくれた。
彼女は、黒く染まっていく私の世界で唯一の「白」。
そうして私は、彼女とかけがえのない友達になり、
「誰にでも優しいコラライン」ではなくなった。
第三話:黒
誰かが言った。光が明るければ明るいほど、その下の影はより濃くなるものだと。
眩しい光が私の世界を明るく照らすほど、灰色の群れは次第に黒く染まっていったが、大したことではないと思った。
周りがいくら黒く変わろうと、白い光さえあればどうでもよかったから。
やがて彼らが真っ黒に染まった時、彼らは私ではなくフィービーに牙を剥いた。
彼らは執拗に私たちを攻撃した。
場所がどこであれ、時間がいつであれ、彼らは私たちを放ってはおかなかった。
何より私を怒らせたのは、彼らが根も葉もない嘘を作り出し、私と彼女を仲違いさせようとしたことだった。
彼女は徐々に疲れていった。
真っ白だということは、裏を返せばどんな色にも染まりやすいということだから。
私は自分にできるすべてのことをし、彼女を守ろうとした。
叫んでみたり、周りに助けを求めたり、時には拳を使って必死に抵抗した。
しかし、漆黒のような悪意は止まることを知らず、彼女を蝕んでいった。
いつの間にか彼女は白い光を失ったまま、あの醜い「黒」に混ざり込んでしまった。
そしてその「黒」は、次の獲物を飲み込むために私を見つめた。
フィービーが私を刺した時、私の中で何かが切れる音がした。
その後のことはよく覚えていない。
覚えているのは、黒と赤が入り混じっている中で叫んでいたことだけ。
目はいつの間にか色を取り戻したが、そこに白い光はなかった。
世界は私を、何もない白い部屋に閉じ込めた。
むしろよかった。白い部屋の中にいると、心が落ち着く気がしたから。
灰色も黒色もない真っ白な部屋の中で、私はただひたすらに小さな鏡だけを見つめていた。
第四話:真実
閉鎖病棟の独房は静かだったわ。
私しか存在しない世界の中で、私は完璧な「白」を見つけたの。
小さな窓から差し込む光、偽りなく私を映す小さな手鏡……
体すら思い通りに動かせなかったけれど、なぜか心だけは平穏だったの。
鏡は、この世の誰よりも素直だったから。
私の視線を追ってゆらめくガラスの中で、私は灰色の世界に染まらない唯一の光だったわ。
数年間、鏡を覗き込んでいた私は、ついに気づいてしまった。
世界は、白と黒だけに分かれているということを。
私はただ、人間の醜い裏側を完璧に見分けることができるってことを、ね。
ある日、フィービーが笑顔で私のところへきたの。
「元気だった?」とか、「あの時はごめんね」とか……
でも、私が覚えていた真っ白な光は、もうそこにはいなかったわ。
目の前にはただ黒に染まった、汚らわしい汚物があるだけだったから。
その事実に気づいた瞬間、私の手鏡が光を放って、汚らわしい黒を世界から消し去ってしまったの。
患者衣は赤く染まったけれど、世界はこれまでになく白く輝いていたわ。
その光景を無関心に見つめていた医者さんは、「時が来たか」と言ったわ。
偽りに染まったある島があって、私だけがそれを断罪できると。
医者さんの話は、彼が着ている白衣のように白を帯びていた。
これは啓示よ。光が闇を照らすように、私は噓を裁くために存在するのよ。
私はこの世の真実であり、「白」そのもの。すべての嘘を燃やし尽くし、悪人に裁きを下す審判者……
……
あなた、嘘つきなのね?
「コラライン」実験体観察報告書
新キャラ:
コラライン スキルプレビュー





新キャラ:
コラライン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
パンサー
ラウラ
パンサー
ラウラ スキルプレビュー






パンサー
ラウラ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
クィーン
シルヴィア
クィーン
シルヴィア スキルプレビュー








クィーン
シルヴィア コンセプトアート
新キャラ&新スキン
クロウ
カミロ
クロウ
カミロ スキルプレビュー







クロウ
カミロ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
ヴァイオレット
エレナ
ヴァイオレット
エレナ スキルプレビュー






ヴァイオレット
エレナ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
ジョーカー
アレックス
ジョーカー
アレックス スキルプレビュー








ジョーカー
アレックス コンセプトアート
新キャラ&新スキン
アラモードバニー
マイ
アラモードバニー
マイ スキルプレビュー





アラモードバニー
マイ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
ヒーローバニー
ユスティナ
ヒーローバニー
ユスティナ スキルプレビュー






ヒーローバニー
ユスティナ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
グルーミーバニー
キアラ
グルーミーバニー
キアラ スキルプレビュー






グルーミーバニー
キアラ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
エースバニー
ヘイズ
エースバニー
ヘイズ スキルプレビュー








エースバニー
ヘイズ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
士官候補生
ナディン
士官候補生
ナディン スキルプレビュー




士官候補生
ナディン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
新キャラ:
フェンリル
誰かの物語
1. 新人類
人類はもう進化を遂げない。
科学の発展は、環境に適応するために身体や臓器を変える必要性をなくし、
文明の発展は、安定し定着した生活の枠組みから抜け出す必要性を奪い去った。
ならば、人間が進化しなくなったのは、環境に完璧に適応し、
これ以上変化にエネルギーを費やす必要がなくなったことを意味するのだろうか。
否。これはただ平和と便宜に浸り、進化を忘れたに過ぎない。
人類は、迫りくる終焉から目を背け、その事実から逃れようとしている。
そのような者たちからは、我々を導いてくれる「扉」を見つけることはできない。
人類の進化は、ここで止まってはならない。
人類は、もう一度思い出さければならない。
我々がこの星の主となる前に、この星を支配していた者たちが誰であったのかを。
彼らが何をもって、その長きにわたる歳月、この星を支配してきたのかを。
2. 残ったもの(1)
あ。やっと目を覚ましたか。僕が何を言っているか、聞こえるかい?
うーん…反応を見る限り、視覚や聴覚に異常はないように見えるけど...…
やっぱり、コミュニケーションはまだ無理か。
まあ、初めはこんなもんかな。今はとりあえず、反応があることに満足するか。
コホン、まずは自己紹介だ。僕は、これから君の成長と教育を担当するDr. ■■■だ。
もともとは別の部署だったけど、この部署には教育担当がいないと聞いて、
しばらくここにいることになったんだ。
つまり、君の先生…いや、親ってことになるかな?ハハハ。
……全然理解していない、って顔だな。まあ、いい。
今からする話は、知らない方がいい話だからな。
ここにいる僕以外の奴らは、後で君に酷い実験を繰り返す予定だ。
君がどれほど苦しもうと、彼らは同情すらしないだろう。
君に残された選択肢は、多くない。
慣れるか、慣れずに廃棄されるか、だ。
…理解できないからって、怖い話ばかりしちゃったかな。アハハ……
…僕は、君をここから連れ出すつもりだ。
今すぐには、閉じ込められている君を救い出せないし、
どれほど時間がかかるかは分からないけど…必ず、この地獄から連れ出してみせる。
そしていつか、君が行きたい場所へ自由に行けるようにしてやる。
だから、その時までよろしくな。
3. 残ったもの(2)
やあ、おチビちゃん。今日の調子はどうだい?そんなに警戒しなくても大丈夫だって。
うむ…成長速度が予想よりも早いな。一年でケージがこんなに小さくなるなんて……
ハハハ、怒ってるのか。まあ、いい。
この前みたいに、余計なものを壊して他の奴らに目を付けられるよりは、
僕に怒りをぶつけてくれる方がマシかな。
…外に出たいだろ?ごめんな。今は、僕にできることなんて何もないんだ……
でも、実験の効率のために、空間をもっと広くしてくれって要請しておいたから、
もうすぐ君だけの部屋ができると思う。
それにしても…肉体が成長すると、能力も向上するのか。回復速度が普通ではないな。
僕が来る頃には、傷が全部治ってるせいで、あいつらが何をしたのか、全く見当もつかない……
…でも、こうして僕に八つ当たりする力が残っているってことは、
そこまで辛い一日ではなかった…ってことだよな?少なくとも、僕はそう信じたい。
コホン!暗い話はここまでにして、前に読んだ本の続きでも読もうか。
どれどれ...どこまで読んだんだっけ。あ、ここだ!
“世界で最も大きな狼は、彼を恐れた神々によって自由を奪われました...”
4. 残ったもの(3)
やあ、友よ。今日一日はどうだったかい?
よかった、調子は悪くなさそうだな。
今日は、いい知らせがあるんだ。
君にこの言葉を伝えられる日が来るなんて…!
君をここから連れ出す準備が、やっと終わったんだ。
三年という長い時間だった。これまでよく耐えてくれた。偉いぞ。
アハハ!よく分からない時のその顔は、昔から変わらないんだな!
三年…三年もかかってしまったか。
こんなに長くかかると知っていたら、もっと積極的に介入すべきだった……
すまない…君には合わせる顔がないよ。
…いや。今はまず、君をここから連れ出すのが先だ。
後悔も、祝杯も、後回しにしないとな。
そういえば、名前を新しくつけないとだな。
外でも「モルモット」って呼ばれるわけにはいかないだろ?
「フェンリル」?ハハッ!あの時読んだ本の内容が気に入ったみたいだな。
いいよ、フェル。外に出たら、真っ先に何がしたい?
5. 残されたもの
起きましたか?「モルモット」。随分と幸せな夢を見ていたようですが。
なぜ私がここにいるのか、気になるようですね。ちょうど、私もあなたに聞きたいことがあります。
もしかして、私ではない、誰かを待っていたのですか?
ああ、やはりDr. ■■■を待っていたのですね。そういえば、普段この時間は、彼の教育時間でしたね。
残念ながら、彼にはもう二度と会えませんよ。
まさか、本気で我々があなたたちの計画に気付かないとでも思ったのですか?
まったく……二人とも傲慢ですね。
知っていながらも放っておきましたよ。
いくつかのデータを得る良い機会だと思いましてね。
「モルモット」、あなたの見当識や判断力、そして危機対応能力を試せるいい機会じゃないですか。
我々が期待していた基準は満たしていませんが……
残りは実戦で学べば十分でしょう。
三年間、この狭い場所に閉じ込められて、さぞ苦しかったでしょう。
お詫びと言ってはなんですが...あなたがずっと望んでいた「自由」、それを差し上げましょう。
どうか、思う存分満喫してください。
「フェンリル」実験体観察報告書
新キャラ:
フェンリル スキルプレビュー







新キャラ:
フェンリル コンセプトアート
戦闘司祭
ヘンリー
ジャック・オー
ダイリン
エルフェルト
アヤ
カイ
エイデン
悪役令嬢
アドリアナ
水墨青華
シュリン
新キャラ
「ミルカ」
サンタ
シウカイ
アンダーボス
ヤン
受験生
ヘジン
ゴーストハンター
ヒスイ
新キャラ:
「ブレア」
運命の赤い約束
ガーネット
運命の青い約束
ケネス
鬼火に惑わされし
イアン
紅葉が導く先
雪
カフェスタッフ
カティア
新キャラ&新スキン
戦闘司祭
ヘンリー
戦闘司祭
ヘンリー スキルプレビュー





戦闘司祭
ヘンリー コンセプトアート
新キャラ&新スキン
ジャック・オー
ダイリン
ジャック・オー
ダイリン スキルプレビュー




ジャック・オー
ダイリン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
エルフェルト
アヤ
エルフェルト
アヤ スキルプレビュー




エルフェルト
アヤ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
カイ
エイデン
カイ
エイデン スキルプレビュー




カイ
エイデン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
悪役令嬢
アドリアナ
悪役令嬢
アドリアナ スキルプレビュー




悪役令嬢
アドリアナ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
水墨青華
シュリン
水墨青華
シュリン スキルプレビュー




水墨青華
シュリン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
新キャラ
「ミルカ」
誰かの物語
1. 祝福されない人生
もしこの世に祝福されずに生まれた人がいるとしたら、ミルカがそうであろう。
スラム街のごろつきと遊女の間で生まれた彼女は
誰にも歓迎されず、愛されることもなく育った。
物心がついた頃から、彼女の父親は酒代のために、彼女を外へ追い出した。
雨が降ろうと雪が降ろうと、日が昇れば外に出て物乞いをする。
決まった分を集められなかった時には、父親が暴力を振るった。
彼女は毎晩、涙を流しながら眠りについた。
この先の未来に、希望などまったく見えなかった。
年月が過ぎ、彼女は自分と同じ立場の子供たちを集め、
盗みなどの犯罪に手を染め始めた。
それが悪いことだと知っていながらも、やめることはできなかった。
殴られないために。
泣かないために。
...そして、生き延びるためには、仕方ないことだった。
2. 岐路 (1)
そんなミルカの人生に最も大きな岐路があるとすれば、
それは弟「マティアス」が生まれたことであろう。
彼女が10歳を迎えた頃、彼女の母親は新たな命を授かり、出産の最中に息を引き取った。
そして彼女の父親は、いつの間にか、彼女と生まれたばかりの赤子を残して姿を消した。
何も知らないまま、純粋な目で自分を見つめる小さな命を抱きしめながら、
彼女は心に誓った。
───この子だけは、何があっても守ってみせる、と。
しかし、その思いを嘲笑うかのように、赤子の命は日に日に弱まっていった。
母親を亡くして生まれたせいか、弟マティアスは生まれつき体が弱かった。
高熱に苦しむ小さな命を抱きしめたまま、彼女はただただ街をさまよい歩くしかなかった。
3. 岐路 (2)
彼女は涙を流しながら助けを求めた。
「誰か、助けてください......弟を、マティアスを助けてください......」
...しかし、そこにいたのは弱った獲物を見つけ、目を光らせる捕食者だけ。
憐みの目を向ける者は誰一人いなかった。
彼女もそれを知っていた。ここは、そういう場所だから。
その時、誰かが彼女の肩を掴み、路地の奥へと連れていった。
初めて見る女性、大きなカバン...ミルカは息を呑み、相手を見つめた。
女性は自らを薬剤師だと名乗り、マティアスの症状を診始めた。
そして、簡単な手当をしては、ミルカの手に薬を握らせた。
「ありがとうございます......ありがとうございます...!」
ミルカは涙を流しながらも、疑問を抱いた。
「でも......どうして、助けてくれたんですか...?」
「──────────────────」
女性は小さな声で何かを言い残し、静かに去っていった。
そして、ミルカの瞳は、何かを決意したかのように燃え上がっていた。
4. 路地裏の女王
その後、彼女は変わった。
やられた分やり返し、恩を受けたらきちんと恩を返す。
小さな女の子はやがて「狂犬」と呼ばれ、血を流し、傷跡を残した。
そしてついには「路地裏の女王」と呼ばれるようになった。
そして、その小さな背中を追う者たちが現れ始めた。
小さくても力強く、荒々しく見えてもどこか優しい。
義理と情を重んじる彼女の魅力に、多くの者が惹かれた。
自分の後ろについてくる者たちを見て、彼女は思った。
この路地裏を脅かす者は、絶対に許さない、と。
どんなものであれ、必ずやり返してみせる、と。
「ミルカ」実験体観察報告書
新キャラ
「ミルカ」 スキルプレビュー






新キャラ
「ミルカ」 コンセプトアート
新キャラ&新スキン
サンタ
シウカイ
サンタ
シウカイ スキルプレビュー




サンタ
シウカイ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
アンダーボス
ヤン
アンダーボス
ヤン スキルプレビュー




アンダーボス
ヤン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
受験生
ヘジン
受験生
ヘジン スキルプレビュー




受験生
ヘジン コンセプトアート
ゴーストハンター
ヒスイ スキルプレビュー








ゴーストハンター
ヒスイ コンセプトアート
新キャラ&新スキン
新キャラ:
「ブレア」
「ブレア」実験体観察報告書
新キャラ:
「ブレア」 スキルプレビュー









新キャラ:
「ブレア」 コンセプトアート
新キャラ&新スキン
運命の赤い約束
ガーネット
運命の赤い約束
ガーネット スキルプレビュー






運命の赤い約束
ガーネット コンセプトアート
新キャラ&新スキン
運命の青い約束
ケネス
運命の青い約束
ケネス スキルプレビュー




運命の青い約束
ケネス コンセプトアート
新キャラ&新スキン
鬼火に惑わされし
イアン
鬼火に惑わされし
イアン スキルプレビュー








鬼火に惑わされし
イアン コンセプトアート
新キャラ&新スキン
紅葉が導く先
雪
紅葉が導く先
雪 スキルプレビュー




紅葉が導く先
雪 コンセプトアート
新キャラ&新スキン
カフェスタッフ
カティア
カフェスタッフ
カティア スキルプレビュー




カフェスタッフ
カティア コンセプトアート
イベントの詳細は
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